在宅ワークを始めようと考えたとき、未経験の私にとって何に取り組むべきかは大きな課題でした。
[前回の記事] でもお伝えしたように、私は「動画編集 × SNSマーケティング」に挑戦することに。
実はもともと、動画編集は一番興味のある分野でした。
YouTubeが好きなことや、日常で撮った子どもの動画を編集してみたいと思ったりと、身近に感じていたからです。
動画編集ができたら「将来、自分の子どもに見せられるような教育系チャンネルを作れたらいいな」なんて、ことまで考えたり。
でも、「動画編集には有料ソフトやハイスペックPCが必要」という思い込みがあり、なかなか踏み出せずにいました。
ところが調べていくうちに、無料ソフトでも本格的な動画編集ができると知り、勉強をスタート!
未経験から始めた私ですが、なんと2週間で継続案件獲得までたどり着くことができました!
初心者の私がどのように学び、どんな作品を作ったのか——
今回はその過程をリアルにお届けします。
どうぞ最後まで読んでいってください♪
無料ソフト選びとAviUtl導入での苦戦
動画編集を始めるにあたって、まずChatGPTにソフト選びを相談しました。
最初におすすめされたのは「DaVinci Resolve」でした。
ですが、私のPCではスペックが足りず動作せず…断念。
次に提案されたのが「AviUtl」です。
無料かつ軽量で、私のPCでも問題なく動作しました。
YouTubeを参考にしながら導入を進めましたが、思った以上に手間取りました。
特に、プラグインの追加作業は初めてで難しく感じました。
動画でおすすめされていたプラグインが1つどうしても入れられず、大苦戦…
最終的にはそのプラグインはなしで使い始めることにしました。
AviUtlでの初めての作品づくりと、そこで得た学び
動画編集を始めて最初に作ったのは、子ども向けのショート動画(約1分)です。
内容は実際に公開されている動画を模写する形式で、AviUtlの操作に慣れつつ、ポートフォリオにも活用できるよう工夫しました。
具体的には
- 車(フリー素材)が動くアニメーション
- 自作の背景イラスト
- 合成音声(VOICEVOX)によるナレーション
- 無料BGMの挿入
- テロップの挿入
基本的な構成を一通り試せるようなシンプルな構成に挑戦しました。
作ってみて感じたのは、AviUtlの独特な操作性には慣れが必要ということです。
動きの細かな調整などに苦戦しながらも、まずは完成させることを目標に進めました。
また、子ども向け動画では、合成音声の違和感が思った以上に目立つことにも気づきました。
声のトーンや抑揚の調整など、もっと工夫が必要だと感じました。
とはいえ、これが初めての作品。
反省点はあるものの、ひとまず動画として形にできたことに大きな達成感を感じました。
動画は限定公開ですが、もしご興味あればこちらからご覧いただけます👇
Canvaで動画編集に初挑戦!雑学系ショート動画を制作
次に挑戦したのは、求人に掲載されていた雑学系のショート動画です。
「これなら私にも作れそう」と思えた募集内容だったため、参考動画の冒頭を模写し応募することにしました。
制作には、指定のあった 「Canva 」を使用。
ブログやInstagramの画像作成で使ったことがあり、基本的な操作は把握していました。
そのため、少し調べるだけで比較的スムーズに取りかかれました。
動画は1分弱、いらすとやの画像と合成音声(VOICEVOX)を組み合わせた構成です。
Canva内にない画像を使おうとした際、うまく取り込めず、新しいファイルがたくさんできてしまうなどのミスもありました。
それでも、スマホでも作業できる手軽さもあり、効率的に編集ができた印象です。
こちらの動画も限定公開ですが、もしご興味あればご覧いただけます👇
※あくまで練習用に制作したもので、元動画には一切関与しておりません。
依頼リクエストからテスト合格!動画編集2週間で継続案件へ
Canvaでの動画編集を始めて、わずか3日目。
クラウドワークス経由で、未経験の私に動画編集の依頼リクエストが届きました。
依頼内容は、2作品目と同様の雑学系動画。
まずはテスト動画の作成からスタートし、単価は高くないものの「実践経験を積むチャンス」と前向きに受け止めて取り組むことにしました。
動画の長さは10分弱。
納期は4日間で、子育ての合間でも無理なく作業できるスケジュールでした。
とはいえ、最初の納品ではいくつか戸惑うこともありました。
合成音声と画像のタイミングのズレ。
セリフの間の取り方が秒数指定されていたことで、想像以上に時間がかかり、完成までに8時間以上を要しました。
また今回から、VOICEVOXのWindows版を導入。
WEB版より調整項目が多く、リアルな音声に近づけられる反面、迷う場面も増えました。
音声以外の一部作業(特にイラスト探しやテロップ)はスマホで行うなど、スキマ時間を有効活用。
パソコンを出せない場面でも作業が進められるよう工夫しました。
修正依頼はありましたが、1回のやり取りで無事合格!
動画編集を始めて2週間で、継続案件を獲得することができました。
今後の目標とチャレンジしたいこと
現在取り組んでいる継続案件は、しばらく続けていく予定です。
同時に、今後は単価アップを目指して、できることの幅を広げていきたいと考えています。
まず挑戦したいのは、カットやテロップが中心の「実写系」動画の制作です。
これまでイラスト系の動画しか作っていませんが、実写系は案件数も多く、初心者でも挑戦しやすい印象があります。
また、画面録画を使った「解説動画」にもチャレンジしてみたいです。
画像よりも伝わりやすく、特にPC操作の説明などでは需要が高いと感じています。
未経験からスタートした動画編集ですが、こうして少しずつ広がり始めました。
動画編集は独学でも受注できた!2週間の実体験まとめ
動画編集を始める前は「未経験でもできるのかな?」「有料ソフトやハイスペックなPCが必要なのでは…」と、不安ばかりでした。
ですが実際には、無料ソフトだけでもしっかり学び、仕事につなげることができました。
AviUtlは自由度が高い反面、PC操作に慣れていないと少し難しさを感じるかもしれません。
その点、Canvaはシンプルな構成の動画であれば、初心者でも直感的に操作でき、思っていた以上にスムーズに取り組めました。
実際に、Canvaで動画編集を始めてわずか3日目に依頼リクエストをいただけ。
動画編集を始めて約2週間で継続案件を受けられるまでになりました。
まだまだ改善点はありますが、「未経験でも一歩踏み出せば、仕事につながる」という実感を得られた2週間でした。
これからも、小さな挑戦を重ねながら、在宅での働き方を少しずつ形にしていけたらと思います。
コメント